昨年第1回目がありました。2011年トークの様子 skskトークとは違った切り口から富田さんの作品についてお話しを伺う事ができるとおもいます。こちらは、今日です。
7月15日16日富田さんの展示とイベントがおこなわれます。
rain forest 土屋誠一さんブログ
現代アート研究会・沖縄 vol.2
美術と物語について
――富田俊明の作品から
ゲスト講師:富田俊明(美術家)
聞き手:土屋誠一(沖縄県立芸術大学講師)
開催概要:日本国内および海外を飛び回りつつ、制作活動を行うアーティスト、富田俊明。富田の作品は、他者との親密なコミュニケーションから発生するイメージや物語をかたちにすることで、鑑賞者に対して、想像力を羽ばたかせることを促します。この「対話」することを重視した作品制作のプロセスには、閉じた主体としての「作家」という古典的モデルを脱し、人間相互のコミュニケーションの過程から発生する想像力それ自体を、「作品」として捉えるという態度が窺えるでしょう。富田の制作における「物語」とはどのような位相にあるか、また、彼の「物語」は「美術作品」とどのようなかかわりを持つのか、作家自身の声に耳を傾けることで、その問いの在り処の一端を見出すことができることでしょう。
日時:2012年7月10日(火) 18:30~20:00
会場:沖縄県立芸術大学 首里当蔵キャンパス 一般教育棟3階 大講義室
入場料:無料(どなたでもご入場いただけます)
連絡先:沖縄県立芸術大学 土屋研究室 tel:098-882-5026 e-mail:tsuchiya@okigei.ac.jp
講師略歴
富田俊明:1971年生まれ。1999年、東京藝術大学大学院美術研究科壁画専攻修了。参加した主な展覧会に、「チバ・アート・ナウ‘99 知覚の実験室」(佐倉市立美術館、1999年)、「横浜トリエンナーレ2001」(2001年)、「Blind Dates」(オーデンセ市立美術館、オーデンセ、デンマーク、2002年)、「trails」、(秋吉台国際芸術村、2009年)など。ほか個展多数。著書に『泉の話』(CCGA現代グラフィックアートセンター)がある。日本国内各地および海外でのレジデンスやワークショップも多数。現在、北海道教育大学釧路校専任講師として教鞭をとっている。
富田俊明ホームページ:http://toshiakitomita.info/
関連情報:富田俊明 ワークインプログレス作品「灰と頬」公開制作
期日:7月15日(日)・16日(月・祝) ※時間未定
会場:旧・若松薬品(那覇市壺屋1-4-4)
問合せ先:y.uemura@grape.plala.or.jp 090-1706-1504(上村)
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