2014年9月2日火曜日

8月最後のオープンスタジオ

また海へ行こう2から 個人的に参加しました イカとタコと33人展 も無事終了しました。今日8月30日31日はラストオープンスタジオ&セールを開催しています。二日間にかぎり特別価格です。例えば 通常価格の半額。この2日間のみ。予約も承ります。アトリエに倉庫の作品を移動してskskは少々せまくなりました。また海に行こう展終了後は、1994年の作品と1997年1998年1999年と同サイズS60号を展示しています。
第1回目の個展は1997年でした。作品を見ると当時の事をいろいろ思い出しますが、同じ作品は決して描けないとおもいます。なぜ描いたのか 今更ながら考えてみたり。現在は2014年です。こうやっていると当時は、コザ(沖縄市)に来る事になるとは夢にも思っていませんでした。来週は、東京で個展があります。2009年にカフェ試聴室さんで個展を開催しました。さかのぼって2003年には大阪のアート•遊さんでは沖縄県外初の個展をさせていただきました。どの時も懸命ではありましたが、はっきりとしたことはみえませんでした。さて今回はどうなのか?描いているときは、考える余裕がありませんでした。余白があまりない作品です。余白というのは心の気持ちのなかにあるようなそんな作品になりました。思うように描くということをしたかった。そういう行為がこれまでにない新しい物を見いだすことにつながればそれらは描く行為の過程のけっかでありこうなでなければならないとかそういう事へのこだわりではなくてこれでいいじゃん?こうしたらおもしろいかな、ここはさみしいなもっと加えようとか 画面といちいち対話し、できてしまった。そんな絵画です。(以前はみえないものと対話していたような気がします。)空中に浮かんでいるようなものをすくいとって定着させた感じ。私の中にある目にはみえない世界の一部を切り取って(トリミングして)画面に描きだしているといった具合です。そこには画面の外にもつながる絵があり、絵のなかへも奥行きがかんじられたり 平面だけれど表面的ではないような、絵画。2月にそういう絵を描き始めた時は黄色と水色ぐらいだったのですが、次第に赤やピンクや紫緑と、雄弁になっていきました。個展の作品は7月までのものと決めていたらどうしてももう1枚描きたくなり結局ぎりぎりになってしまいました。描きたい衝動は抑えられませんね。ギャラリーの方にはご迷惑をおかけしています。企画していただいてほんとに感謝いたしております。またすべてのきっかけをつくってくださった土屋誠一さんにもほんとに感謝しています。きっかけをどう活かすかというのは作家の問題です。きっかけをどうとらえるかということですが、新しい事を始めるきっかけとヒントと気づきと勇気をいただきました。さてそれで 上京するために最後のアトリエセールをしながらスイッチを入れ替える準備をしたいとおもいます。

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